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AFAF 2026|Artwork Checklist

角谷紀章

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角谷紀章(1993年、兵庫県神戸市生まれ)は、2022年に東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程日本画を修了し、博士号(美術)を取得。スマートフォンで撮影した日常のスナップ写真を題材に、記憶と視覚認識の曖昧さをテーマとした絵画を制作しています。 「Frosted Window」や「Curtain」シリーズでは、すりガラスやカーテンを思わせるノイズによってイメージを意図的に隠し、鑑賞者の記憶や想像力による補完を促します。情報が氾濫する現代における「見る」という行為を問い直し、絵画を新たなイメージを生み出すための「装置」として提示しています。

金丸悠児

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金丸悠児は、古代魚や亀などの動物を通して、時間と生命を描く。日本画の表現を基盤に、麻布や英字新聞の断片、意図的なひび割れを組み合わせ、鮮やかで柔らかな色彩を幾重にも重ねた画面をつくる。幼少期を中東で過ごした経験は、乾いた空気感や街並み、不可思議な生物のイメージにもつながっている。動物を自らの思いや内面を投影する存在として捉え、観る者との対話を探る。絵画で培った色彩と造形を立体作品へも展開し、動物たちに実空間での姿を与えている。

小林繭乃

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小林繭乃は、日本画の技法を基盤に、日常の感情や記憶から生まれる曖昧なイメージを、動物や空想上の生きものに置き換えて描いている。土佐麻紙、岩絵具、銀箔や銀泥などを用いた画面には、実在の動物から化け物まで、多様な存在が登場する。コミカルな姿をもつキャラクターには、喜怒哀楽や内面の葛藤が託されている。個人的な記憶やこれまで親しんできた文化を織り交ぜ、親しみやすさと異質さが同居する絵画世界を構築する。その制作は、捉えにくい内面の動きを、具体的な姿として可視化する試みである。

瀬戸優は、自然科学への関心を出発点に、野生動物を主題とする彫刻を制作している。主な素材はテラコッタ。指先の動きや手で土に触れた痕跡を表面に残し、動物の身体がもつ量感や動き、生命の緊張を捉える。等身大の制作では、姿かたちに加え、その存在を取り巻く気配にも目を向ける。手と土の直接的な関わりを通じて、生きものの構造や自然界における人間との関係を探求している。彫刻を軸としながら、ドローイング、公共空間への作品設置、ファッションやデザインとの協働へと活動を広げている。

平良光子

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平良光子は、木彫と彩色によって生きものの姿を表し、静謐で詩的な世界をつくり出している。聖書や詩、民話などの物語から着想を得て、その一場面を彫刻として構成する。自身の経験や記憶も制作に結びつき、柔らかな毛並みや体温を想起させる彩色、まつ毛の影に至るまで、生きものへのまなざしが細部に込められている。現実と物語のあわいに立つ動物たちは、純粋さや静けさを湛え、人間の暮らしの中で見失われがちな感覚をあらためて見つめるきっかけとなる。

三平硝子

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三平硝子は、日常の出来事や人との出会い、そのときに生まれた感情を、ガラスのモンスターとしてかたちにする。ボロシリケートガラスの管をバーナーの炎で溶かして成形し、作品の内部に液体や糸を封入することで、個人的な経験や内面の動きを可視化する。透明なガラスと内部の素材が生む光の透過や屈折も、表現の一部となる。コミカルでありながら謎めいた姿の一体一体には、それぞれの物語が託されている。制作は、何が起こり、何を感じたのかを残す自身の記録であり、他者と経験や感情を共有する試みでもある。

作品一覧

46 WORKS
角谷紀章 · 略歴を読む

角谷紀章|Kisho Kakutani 1993年、兵庫県神戸市生まれ。2022年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程日本画修了、博士号(美術)取得。 主な個展 2026 「景色の輪郭」四季彩舎、東京 2025 「離散之境 Realm of Dispersal」Whitestone Gallery、台北 2025 「FOG」MU GALLERY 2025 「The Ambiguity of Memory」JING YI YUAN HUI ART GALLERY、北京 2023 「白い夜」コートヤードHIROO、東京 2023 「媒介であり防護壁」銀座 蔦屋書店・四季彩舎、東京 主なグループ展・アートフェア 2026 「Intersection」 2026 「A Swimming Soul」Whitestone Gallery、ソウル 2026 ART BUSAN 2025 ART021 SHANGHAI 2025 ART TAIPEI 2025 Kiaf SEOUL 2025 Beijing Dangdai Art Fair 2024 ONE ART TAIPEI 2023 ART FAIR TOKYO

金丸悠児 · 略歴を読む

1978年 神奈川県生まれ 2001年 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業 2002年 アーティスト集団C-DEPOTを設立 2003年 東京藝術大学大学院修士課程修了(大藪雅孝研究室) 主な展覧会 2026年 個展「親愛なる隣人たち」ShinQs Gallery 5、東京 2026年 個展「ホシノカタチ」四季彩舎、東京 2025年 「デザインとアートの狭間から」佐藤美術館、東京 2023年 個展「ホシノイノチ」四季彩舎、東京 2022年 「現代日本画の煌き」新見美術館、岡山 2021年 個展「Animals’ Session」おぶせミュージアム・中島千波館、長野

小林繭乃 · 略歴を読む

1993年 愛知県生まれ 2016年 女子美術大学芸術学部美術学科日本画専攻卒業 2018年 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程美術専攻日本画研究領域修了 主な展覧会・アートフェア 2026年 Enter Art Fair 2026、コペンハーゲン、デンマーク 2026年 MoCAF 2026、メトロマニラ、フィリピン 2026年 「Monster:モンスター 小林繭乃 × 三平硝子」Artglorieux GALLERY OF TOKYO、東京 2025年 「Resonance of Friendship: Echoes of Contemporary Japan」White Walls Gallery 2024年 初個展「愉快な深淵」四季彩舎、東京 2024年 「Cell:小林繭乃 × 水口麟太郎」銀座 蔦屋書店 アートスクエア、東京 主な受賞 2024年 ONE ART AWARD 2024

瀬戸優 · 略歴を読む

1994年 神奈川県小田原市生まれ 2018年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業 2020年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了 主な展覧会・アートフェア 2026年 「SHAFT 2」四季彩舎、東京(企画・出品) 2026年 Enter Art Fair 2026、コペンハーゲン、デンマーク 2026年 個展「森にまよえば」四季彩舎、東京 2025年 個展「YU SETO ART WORKS — REFLECTION OF THE MOON」OMIYA ART WALL、埼玉 2022年 個展「Yu Seto Exhibition CIRCULATION」Bunkamura Gallery、東京 2018年 初個展「瀬戸優展 月を知る」四季彩舎、東京 主な受賞 2020年 東京医科歯科大学奨励賞

平良光子 · 略歴を読む

1996年 長野県安曇野市生まれ 2020年 女子美術大学芸術学部美術学科立体アート専攻卒業 2022年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了 主な個展 2025年 「受胎告知」銀座 蔦屋書店、東京 2024年 「罪と罰」四季彩舎、東京 主なグループ展・アートフェア 2026年 ART FAIR ASIA FUKUOKA 2026、福岡 2024年 「SHAFT」四季彩舎、東京 2023年 ART FAIR TOKYO 2023、東京 主な受賞 2022年 東京藝術大学卒業・修了作品展 荒川区長賞 2021年 第105回記念二科展 二科賞

三平硝子 · 略歴を読む

1979年 東京都生まれ 2016年 アメリカのガラス作家Ziiに師事 主な個展 2024年 「Noise?」伊勢丹新宿店、東京 2024年 「三平硝子 ART WORKS」四季彩舎、東京 2023年 「Life?」JPS Gallery、東京 主なグループ展・アートフェア 2026年 ART FAIR ASIA FUKUOKA 2026、福岡 2026年 「Monster:モンスター」Artglorieux GALLERY OF TOKYO、東京(小林繭乃との二人展) 2026年 Art Fair Philippines 2026、マカティ 2025年 「Shards of Light」ShinQs Gallery 5、東京 2025年 Art Central、香港

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